令和6年植物病理学会大会に登壇しました。

2024年3月13日から15日にかけて、仙台国際センターにて開催された日本植物病理学会に登壇しました(講演番号:417)。

弊社が開発した光学系で葉を撮影し、それを機械学習させて作った判別AIによって病害かどうか判定するソリューションを、カンキツグリーニング病に応用した成果を発表しました。

また、昨今流行している生成AIの、植物病害判定への応用例を発表しました。光学系で撮影した葉画像のデータセットは一定の条件で高品質なものが蓄積されているため、それらを元にして生成AIにてデータ数を水増しすると、判別AIの精度が向上することが分かりました。

これは実際に撮影したカンキツグリーニング病の葉画像。

一方、こちらは生成AIにて生成した現実には存在しないカンキツグリーニング病の病害葉(提供:株式会社データグリッド)。

これからも可能な範囲でカンキツグリーニング病のデータを集めてゆき、判別精度を向上させていくと同時に、他の植物病害にもこのソリューションが使用可能かどうか実験検証していきたいと考えています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です